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男女群島釣行記一日目

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2013年2月18日22:00
男女群島への玄関口である『あじか磯釣センター』に到着した。
思い焦がれていたあの男女へ、ついに行くことができる。
釣りロマンでも、高橋さんが昨年の11月に男女の磯からムロアジの泳がせでキハダを釣っている。
時期は違えど、可能性はゼロではない。
玄関口で、掲げられた『あじか磯釣センター』の看板を眺めながら、様々な想いが込み上げてくるのを噛みしめ、インターホンを押した。
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『乗船準備』
受付で名簿に連絡先を記入し、ブラックヘリオスに荷物を積み込む。
ルアーマンは自分一人で、他はこの時期に好調な尾長グレを狙うフカセの方々。
通いなれているベテランばかりで、男女初心者は自分くらい。
この時期、一番多い人になると毎週行ってるらしい、すごい。
夏に近くなるとキハダを狙いのルアーマンも増える模様。
しかし、餌釣りの方が減る=釣り人の総数が減るので、まとまった人数が揃いづらく、いつでもいける訳ではなくなるみたい。
もちろん名立たるフィールドテスターの方々も数多くこちらを利用している。
その辺の話は後に船長から色々と伺った。
ポーターの方に荷物を渡すと、「ルアーかい?」
そうです、と答えると、「この前、200mライン出されてブチ切られた人がいたよ、ありゃー多分マグロだね」
やる気がウナギの様に昇るのを感じた。
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『北海道から来ました』
どこから来たか聞かれて、答えるとみなさん一様に驚いてた。
そして、親切に色々と教えてくれて、本当有難い限りだった。
北海道から来た人は過去に1人いたらしいけど、その時は時化で出れず仕舞いだった模様。
その後はいなかった様なので、北海道人で男女に渡るのは自分が初らしい。
出れなかった方の気持ちは、痛いほど分かる。
遠征組にとって前々に決めた釣行日程はなかなかずらせるものではない、天候はもう祈るしかない。
今回、当初は2月19日に船に乗る予定だったが、時化のため出港できずで一日延期した形だった。
若干余裕ある計画を立てていたが、この時期1日延期する程度で済んだのは本当に運が良かった。





『出港』
予約を入れていた人が全員集まったので、当初の予定である14時よりも若干早い13時過ぎに出港となった。
早々に船内に持ち込む荷物を持って中に入ってみたが、その構造に驚いた。
中には20人ほどが寝るスペースが確保されており、毛布や枕まで用意されている。
それぞれのスペースはある程度区切られており、場所によって2段だったり3段だったり。
一人分のスペースの広さは、大雑把に幅60cm・縦170cm、大柄な人だと窮屈だが、自分は小柄なので荷物を隅に置いて横になれた。
その前に、船内に入った時に空いてるスペースが無く、男女まで通路で寝る覚悟をしていたのはいい思い出。
男女までは3~4時間程度、船によって馬力が違うが、あじか最速2500馬力を誇るブラックサムソンだと飛ばせば2時間半で着くらしい。
真っ昼間から寝れるもんだろうかとか思っていたが、意外にも出港から30分もしたら夢心地だった。
目を覚ましたら、そこにはどんな風景が広がっているのだろうか・・・zz
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『ついに男女到着』
夢心地なのはいいけど、結構揺れが激しくて、内臓が揺すぶられる、ドゥルンドゥンって。
船酔いする人にこれはしんどいんだろうなぁとか思いながら、自分がそうならないように祈って眠る。
寝たり起きたりを繰り返していると、エンジン音が小さくなった。
男女に到着した、のである。
上磯の準備で、船内が慌ただしくなる。
自分も急いで磯に持ち込む荷物をまとめ、残りは船内の自分のスペースに残し、デッキに出た。
その時、すでに第一陣が上磯を開始しており、荷物はバケツリレーで次々と運ばれる。
荷物の積み込みが迅速に行われるように、荷物には必ず名前を書いておくことが求められる。
次々と上磯していき、ついに自分の名前が呼ばれた、急いで荷物をミヨシへ持っていく。
渡してもらったのは、確か『下赤瀬』。
後に知るが、ここではキハダが何本か上がっている。
ついに、北海道からはるばるここまでやってきてしまった。
他に誰もいない磯で一人、特に抑えることもせず、ただひたすらニヤニヤしていた。
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『孤独で贅沢な夜』
降り立ってみて気がついたこと、スパイクが効かない、ひたすら滑る。
岩が固く、表面に凹凸が少ないので、スパイクがしっかりと噛まないので、移動にはいつも以上に気を配る。
他に乗船していた方々の様にジオロックがいいんだろうね、きっと。
時計はすでに17時を示している、日没に近いので急いでプラグの準備をする。
北西の風が強く、出し風になる個所からしかキャストが出来ない。
憧れの男女、ドキドキしながらの第一投は特に何事も無く、二投目以降もまるで問題無くプラグは手元に戻ってきた。
そんなにうまくいくわけはない、むしろここまで来てPNBだって有り得る話。
重要なのは、全力でやりきることだろう、自分の力がどこまで通用するのか。
まだ先の長い男女釣行、気長にじっくりとやっていこう。
っというわけで、完全に暗くなる前に晩飯の準備をする、メシメシ~。
今回、なるべく嵩張らないものをと思い、ストレート乾麺タイプのとんこつラーメンを数食用意した。
ボンベは一個、これ、最終日まで持つんだろうかとか思うと、十分に沸騰させることが出来ず、途中で食べる。
もちろん、芯は残ってる、がしかし、温かいモノを食べれるのは有難い。
さて、今夜は、というかこれから基本ずっと1人、のんびり行かなきゃ。
腹も満たされ、日も暮れ、夜がやってくる。
夜釣りの準備は万端ではないが、とりあえず持ってる道具で色々と試していると、なんか引いてる、なんか釣れた。
後で同船した方に聞いてみると、「うちの地域では『ガシラ』って言うね」、「ここらでは『アラカブ』って言うよ」、どちらもなんとなく聞いたことあるけど、今調べてみたら、『カサゴ』、なるほど、これがあの魚ね。
30cm位だったから放したけど、結構いいサイズだったのね。
その後はエギングやったり、とあるエビを狙ったりしたけど、特に異常もなく、日付も変わりそうだったので就寝準備。
風が当たらない岩場に比較的平坦な場所を見つけ、段ボールを敷き詰め、横になる。
仰ぎ見た空は、満点の星空・・・というより、月明かりが煌々としている感じ。
眺めているだけでも持参したウィスキーが進む。
1人でチビチビ飲んでいると、この空間を独占しているような気になってくる。
醤油もわさびも持ってきてた、準備は万端だったのにさっき釣った魚をなぜ刺身にしなかったのか、と微妙に後悔しながらも、どうせそんな気力も無いくせにと自分に突っ込みを入れる。
こうして眺めている男女の月も、いつも北海道で見ていたものと大差ないはずなんだけど、どこか違う様な気がする。
または、どこか違っていて欲しいという思いがそういう気にさせているのだろうか。
きっと違うんだろう、だって、2000km以上離れているんだから。
まぁ、どっちでもいいや、とにかくここまで来れたんだ、あとは釣るだけだよね。
明日に備えて、明日を夢見て、岩に挟まり、眠りに着いた。
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男女群島釣行記二日目
に続きます。











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by sakanatsurinisshi | 2013-03-04 18:03 | 遠征